
【もう遅い…は勘違い】40代からの婚活が、実は最高のステージである理由
2025年09月23日 21:03
こんにちは、香川県の結婚相談所『縁navi』代表の大野奈緒美です。
全国結婚相談事業者連盟から成婚率で表彰をいただいたプロの視点から、そして15歳年下の夫と人生を歩む一人の女性として、あなたにお伝えしたいことがあります。
この記事は、こんな想いを抱えているあなたに向けて書いています。
気づけば40代。婚活を始めるにはもう遅いと感じている
周りの目が気になり、一歩を踏み出す勇気が出ない
「どうせ私なんて」と自信を失いかけている
若い頃のように恋愛に情熱的になれない
本当に自分に合う人と、今から出会えるのか不安
「40代からの婚活は、もう遅いのでしょうか?」
これまで本当にたくさんの方から、この切実な問いを投げかけられてきました。もし、あなたが今、同じように感じているのなら、まず一番にお伝えしたいことがあります。
大丈夫。決して、遅いなんてことはありません。
何を隠そう、私の夫は15歳年下です。出会った当初は、私自身が「結婚なんてできるはずない」と年齢の壁を作っていました。でも、今なら心から言えます。年齢は、幸せを測るものさしにはならない、と。
大切なのは、年齢という数字に囚われることではなく、「戦い方」を知ること。この記事では、なぜ40代の婚活が「遅い」のではなく「最高のステージ」になり得るのか、その理由と具体的な方法を、私の経験とたくさんの会員様の事例を交えながら、心を込めてお伝えしていきますね。
「40代の婚活は遅い」と言われる“本当の理由”
まず、なぜ私たちは「40代は遅い」と感じてしまうのでしょうか。
多くの方が口にするのは、「子どもを望む男性は、若い女性を選ぶから」という理由です。もちろん、それは婚活市場の一つの側面にすぎません。しかし、もっと根深い問題は、社会の風潮やメディアが作り上げたイメージによって、私たち自身が「年齢の呪い」を自分にかけてしまっていることにあるのかもしれません。
「もう若くないから、価値がないのでは…」
「今さら頑張っても、みっともないと思われるかも…」
こうしたネガティブな感情は、恋愛における物事をポジティブに捉える力、LCIQでいうところの『恋愛楽転力』が少し弱っているサイン。でも、安心してください。この力は、考え方のクセを少し変えるだけで、必ず取り戻せます。
問題の捉え方を変えてみましょう。それは「若さがない」という“欠点”ではなく、40代のあなたにしかない、かけがえのない“武器”があるという事実です。
若さには真似できない。40代女性が持つ、3つの「最強の武器」
20代や30代前半の婚活が、瞬発力で勝負する「短期決戦」だとしたら、40代の婚活は、じっくりと相手の心に響くせる「長期戦のプロ」。あなたには、若い世代が決して持ち得ない、3つの最強の武器がすでに備わっています。
武器1:物語のある「深み」
これまでの人生で、あなたはたくさんの喜びや悲しみ、成功や失敗を経験してきたはずです。仕事での葛藤、人間関係の悩み、もしかしたら、大きな失恋や別れもあったかもしれません。
その一つひとつの経験が、あなたの言葉に重みを与え、表情に深みを作ります。ただ「楽しい」だけの会話ではなく、相手の痛みにそっと寄り添える共感力。それこそが、酸いも甘いも噛み分けた40代女性ならではの、抗いがたい魅力なのです。
以前、ご入会された40代の女性会員様も、当初は「若い頃の武勇伝なんて話しても…」とご自身の経歴を語ることをためらっていました。しかし、LCIQ診断を通してご自身の『恋愛表現力』の強みに気づき、仕事で困難を乗り越えた経験を素直に話すようになってから、男性からの反応が驚くほど変わったのです。「あなたの生き方に惹かれました」と。
あなたの人生という物語は、誰にも真似できない、最高のプロフィールなのですよ。
武器2:揺るがない「安心感」
経済的に自立し、精神的にも成熟している。これは、男性がこれからの人生を共に歩むパートナーに求める、非常に大切な要素です。
若い頃は刺激的な恋愛に惹かれた男性も、年齢を重ねるにつれて、心の平穏や安定を求めるようになります。誰かに依存するのではなく、自分の足でしっかりと立ち、お互いを尊重し合える対等な関係。そんなパートナーシップを築けるのは、精神的に自立した大人の女性だからこそ。
「私がいないと、この人はダメ」ではなく、「あなたがいるから、私はもっと頑張れる」。そんな風に思ってもらえる存在は、男性にとって何よりの「心の拠り所」となるのです。
武器3:本質を見抜く「審美眼」
たくさんの人と出会い、様々な価値観に触れてきたあなたは、若い頃よりもずっと「人を見る目」が養われているはずです。
年収や学歴、身長といった表面的な「条件」に振り回されることなく、その人の持つ優しさや誠実さ、価値観といった「本質」を見抜く力。それは、長く幸せな関係を築く上で、絶対に欠かせない能力です。
もう、自分に合わない相手に無駄な時間と感情を費やす必要はありません。あなたの審美眼は、本当に大切なご縁だけを引き寄せる、強力なコンパスになるのです。
婚活を始める前に。たった一つだけ、心に決めてほしいこと
さて、ご自身の武器が見えてきたところで、婚活という新しいステージに上がる前に、あなたに一つだけ心に決めてほしいことがあります。
それは、理想の相手を「条件」で探すのをやめること。
もちろん、希望を持つことは大切です。でも、ガチガチの条件リストで相手をフィルタリングしてしまうと、本当に大切なご縁まで弾いてしまうかもしれません。
私がいつもお伝えしているのは、「“共通点”よりも“共感”を大切にしましょう」ということ。趣味や価値観が全く同じでなくても、「あなたの世界をもっと知りたい」と思える心の余白があるかどうか。その「違いを楽しむ」姿勢こそが、会話を豊かにし、関係を深めるのです。
「でも、自分が本当に何を大切にしているのか、よく分からない…」
そう感じたときは、私たちの出番です。『縁navi』で行っているLCIQ診断は、まさにあなたの価値観を“見える化”するためのもの。50の質問に答えるだけで、あなたがパートナーシップにおいて何を求め、どんな時に心地よさを感じるのかが、客観的なデータとして明らかになります。
自分の心の「軸」が定まると、不思議なことに、今まで見えていなかった人の魅力に気づけるようになる。相手選びの視点が変わる瞬間です。
幸せを掴む40代が、こっそり実践している「心の習慣」
婚活は、時に心が疲れてしまうこともあります。でも、成功する人たちは、活動そのものを「自分を磨くためのレッスン」と捉え、楽しみながら続けているという共通点があります。
婚活を「人を愛する力」を育てる場と考える
お見合いやデートは、相手からの評価を待つ「試験」ではありません。あなたが持つ優しさや知性、ユーモアを使って、相手を楽しませ、心地よい時間を作る「実践の場」です。
20代の婚活が、軽やかに舞う蝶のように多くの花を渡り歩くスタイルなら、40代の婚活は、一滴の蜜で最
高の蝶を惹きつける、希少な花のようなスタイルです。数で勝負するのではなく、質と深みで選ばれる。それが大人の婚活の極意なのです。
LCIQでいうところの『恋愛共感力』や『恋愛魅了力』は、トレーニングで磨くことができるスキル。うまくいかなかった日は、「今日の経験で、私の愛する力はまた一つ成長した!」と考えてみてください。そう思えたら、婚活は辛いものではなく、ワクワクする自己成長の旅に変わっていきます。
過去を悔やむ時間で、未来の計画を立てる
「もっと若いうちに、ああしておけば…」
過去を振り返って後悔する気持ち、痛いほど分かります。でも、私たちは過去には戻れません。大切なのは、その経験から何を学び、未来にどう活かすかです。
私自身、15歳年下の彼(現在の夫)からプロポーズされた時、「結婚なんかできるわけないじゃない!」と笑い飛ばしてしまいました。年齢差を気にして、世間体を気にして、素直になれなかったのです。
でも、その翌日に彼が事故に遭い、記憶を失ってしまった…。その時、私は決めたんです。「もう二度と、自分の気持ちに嘘はつかない。彼のそばで、彼を支えて生きる」と。
支えているつもりが、実は支えられていたことに気づくのは、ずっと後のことですが、この経験が「人を愛する力さえあれば、どんな逆境も乗り越えられる」という私の信念の礎になりました。
あなたにも、過去の恋愛で学んだことがあるはず。その学びこそが、これからの出会いを、より豊かで意味のあるものに変えてくれるのです。
最後に:視点が変われば、見える人が変わる
40代からの婚活は、決して「残り物」を探す活動ではありません。
むしろ、人生の経験を重ねた今だからこそわかる、本当に価値のある「掘出し物」を見つける、宝探しのようなものです。
若い頃には気づけなかった、穏やかな優しさ。
刺激的ではないけれど、心から信頼できる誠実さ。
あなたが求める幸せの形は、きっと若い頃とは変わっているはずです。
条件のチェックリストを一旦手放して、「どんな人といる時の自分が、一番好きかな?」と問いかけてみてください。
あなたが自然体で笑える関係こそが、運命のご縁なのです。
「遅い」からと諦めるには、あなたの人生はあまりにもったいない。
「今」が、あなたのこれからの人生で、一番若い日なのですから。
もし、一人で踏み出すのが怖いと感じたら、いつでも私たちにご相談くださいね。
あなたの持つ素晴らしい武器を一緒に見つけ、最高の未来を描くお手伝いをさせていただけたら、これほど嬉しいことはありません。
あなたが“人を愛する力”を育て、一生涯の幸せを手に入れるお手伝いができれば幸いです。