今から20年以上前ですが、私はシングルマザーとして２人の子供を抱えながら、

大手と言われる、結婚情報サービスでマリッジカウンセラーとして働いていました。

人を幸せにするお世話ができるという仕事にやりがいを感じていました。



その以前にも、子どもを抱えながら出来るお仕事という事で、

保険のセールスレディだったりとか、時には3年間は自分でカフェを経営していて、

人と話をする営業のお仕事は得意でしたので、マリッジカウンセラーのお仕事も順調にこなしていました。

でも、そのうち、カウンセラーでありながら、婚活が上手くいかないと相談に来る方に、とにかく励まして、気持ちを切り替えて頑張りましょう…というアドバイスしかできない。

そんな事に、会員様が帰った後で、自分自身が落ち込むことも度々有りました。

その頃の、大手の結婚情報サービス会社の方針は、結婚相手の候補の情報を提供するサービスという事でした。

マリッジカウンセラーという名前ですが、実際は入会者募集の営業活動がお仕事の中心でした。

もっと踏み入込んだフォローが大切では…という地方の一カウンセラーの声は、会社に届くはずもありません。

結局、2社でのトータル5年の経験を経て、その後、大手婚活パーティー会社にてパーティー運営を4年経験し、

5年間の他業種でのインターバルを取った後に、

理想の結婚相談所を作りたくて、現在の女性専門結婚相談所「縁navi」を開業致しました。

ところが、待望の会員様が入会し活動を始めるのですが、やはり、その方も活動が上手くはいきません。

一生懸命にフォロ-しますが、「婚活が合ってないかも…」「活動が上手くいきません」と早々に退会する方もおられました。

何と言って引き止めればいいかもわからず、又、引き止める事で、この人を私が結婚に導くことが出来るのか…と考えてしまう事も多くありました。

私自身も、結婚・離婚・シングルマザーでの恋愛と、人が経験していない色々な恋愛経験も多い方です。

婚活者（特に女性）の気持ちも理解できるし、経験からのアドバイスもできます。

但し、自分の個人的な経験や主観からのアドバイスだけでは、対処療法のようなアドバイスはできても、その人の考え方まで変えるようなアドバイスには至りません。



多くの婚活に苦戦している方は、良い方にめぐり会わない…と、他者の問題という捉え方になってしまっている方が多いです。

決して、自分自身の在り様を変えようとは考えません。



そこに何か…

アプローチできるものは無いか……

効果的で結果が出るもの……

そんな時に、LCIQという文字が私の目に飛び込んできました。

開業の時に決めた、「縁navi」の理念「関わった方すべてを幸せにする」これで実現できる！

直ぐに、LCIQを推進している「一社)日本・ブライダルソムリエ協会」に問合せ、先輩である石原絹子師範に学び、

最終試験には、東京青山の本社にて、代表理事の柏木経子さんに面談をお願いしました。

まだその頃、四国では、どこの結婚相談所も取り入れていない、LCIQ講師の認定書を、

宝物のように抱きしめて、地元、四国香川県に持ち帰ってきました。

ところが、実際にLCIQを使いこなせるようになるには、そこから約1年がかかってしまいました。

突然、父を亡くすことになり、父が居たから2人で過ごせていた認知症の母の介護が始まり、

なんとか、お世話になれる施設が見つかり入所できたかと思えば、

身寄りのいない父の妹である叔母の施設入所後のお世話や手続きの数々。

やがて、叔母もその年の冬に亡くなってしまったのですが…。

体も心も動けないままに、約一年がたったころ、知り合いにマルシェ出店を誘われ、試しに、LCIQ診断で出店する事にしました。

その時は、20名くらいの診断をしたかと思います。

更に、当日診断カードを配っておいて、後で診断をしてくれた方も20名位いらっしゃいました。

「すごーい！」興味深そうに、楽しそうに診断結果を聞いてくれるお客様を見て、こんなに良いものを手にしているんだ！

もっと、婚活で悩んでる人に役に立てるように、自分がもっと頑張らなくては！

それから、相談やセミナー、パーティー開催時に、時にはマルシェ出店等で、地道に診断をした数は、650データを超えました。

 

・診断後、講座で学んで頂いて、相談所に入会せずとも、直ぐにいい出会いがあった方も数多くいらっしゃいます。

・初めてのパーティー前に自信なさそうに相談に来た方が、LCIQ診断とアドバイスにより、初めてのパーティーで一番人気で、見事希望のお相手と交際が始まった方。

・何より相談所に入会前に診断＆受講をされる方は、必ずと言っていいほど、最初の一ヶ月でお相手が決まる状況です。