
【40代女性向け】初対面で緊張しなくなる「また会いたい」と思われる会話術
2025年11月02日 22:31
こんにちは、香川県の結婚相談所『縁navi』代表アドバイザーの大野奈緒美です。
この記事はこんな方に向けて書いています。
初対面の男性を前にすると、緊張してうまく話せない
「何を話そう…」と焦ってしまい、会話が続かない
お見合いやデートの後、「なんだか疲れた…」と感じてしまう
本当はもっと自分のことを知ってほしいのに、うまく表現できない
40代になり、恋愛の会話に自信が持てなくなってきた
婚活の場で、一番の悩みは「会話」かもしれませんね。 「うまく話さなきゃ」「相手に失礼がないようにしなきゃ」 そう思えば思うほど、体はガチガチにこわばり、笑顔も引きつってしまう… そのお気持ち、痛いほどわかります。
でも、大丈夫。 婚活業界で17年以上、これまで累計650件以上 のLCIQ診断(恋愛偏差値診断)を行ってきた私だからこそ、お伝えできることがあります。
あなたが緊張してしまうのは、あなたの魅力がないからでも、会話のセンスがないからでもありません。
ただ、会話に対する「考え方」が、あなた自身を苦しめているだけかもしれないのです。
なぜ、初対面の会話で緊張してしまうのか?
あなたは、婚活の場を「面接試験」のように感じていませんか?
「上手に話して、相手に気に入られなきゃ」 「ダメなところを見せたら、減点されてしまう」
このように、無意識に「減点方式」で自分を採点していると、会話はどんどん苦しくなります。
相手に合わせすぎたり、「理想の自分」を演じたり…それでは疲れてしまって当然ですよね。
でも、考えてみてください。 あなたが探しているのは、「あなたを採用してくれる会社」ではなく、「ありのままのあなたと共に生きてくれるパートナー」のはずです。
緊張の根本的な原因は、「技術」の問題ではなく、「自分を良く見せよう」という心のブレーキにあるんです。
会話が「続く人」と「続かない人」の決定的な違い
では、初対面でもリラックスして会話が弾む人は、何が違うのでしょうか?
それは、意識の「向き」が違います。
会話が続かない人(緊張する人): 意識が「自分」に向いています。 「私はどう見られている?」「変なことを言っていない?」「次は何を話そう…」
会話が続く人(リラックスしている人): 意識が「相手」に向いています。 「この人はどんな人なんだろう?」「何に興味があるのかな?」「今、楽しそうだな」
そう、会話が続く人とは、「話し上手」な人ではなく、「聞き上手」であり「質問上手」な人なんです。 相手の世界をもっと知りたい という純粋な好奇心が、自然な会話を生み出します。
これは、私たちのLCIQ診断でいうところの「恋愛共感力(相手を理解し、受け入れる力)」 に深く関わっています。 自分をアピールすることよりも、まず相手を受け入れる心の余白を持つことが大切です。
緊張を「安心感」に変える、3つの心のテクニック
「理屈はわかっても、やっぱり緊張します…」 そんなあなたに、まず試してほしい3つの心の持ち方をご紹介します。
1. 「100点の自分」を捨てる
完璧な受け答えも、気の利いた雑談も、最初は必要ありません。 むしろ、「ちょっと緊張してます」と素直に言えるほうが、相手も「自分も緊張してるんです」と心を開きやすくなります。 100点を演じるより、「素の60点の自分」を見せる勇気を持ちましょう 。
2. 目的を「相手を知る宝探し」に変える
今日の目的は、「好かれること」ではありません。 「目の前の相手が、どんな宝物(価値観・好きなこと)を持っているかを知ること」に集中してみてください。 会話は「試験」ではなく、「宝探しゲーム」なんです。
そう思うと、少しワクワクしてきませんか?♡
3. 「沈黙」を怖がらない
会話が途切れると、「何か話さなきゃ!」と焦ってしまいますよね。 でも、沈黙は「気まずい時間」ではなく、「お互いのペースを合わせる時間」です。 焦って中身のない話をするより、ゆっくりお茶を飲んで、「次はこんなことを聞いてみようかな」と考える余裕を持ちましょう。 沈黙を恐れない姿勢が、大人の余裕として伝わります。
LCIQ診断士が教える!初対面で使える「魔法の質問」フレーズ
「相手を知る」と言っても、具体的に何を聞けばいいのでしょう? ポイントは、「Yes/No」で終わらない「オープン・クエスチョン」です。
ここでは、相手が答えやすく、人柄が見えやすい質問をいくつかご紹介しますね。
「プロフィールに(趣味)と書かれていましたが、いつからされているんですか?」
「お休みの日は、どんな風に過ごすことが多いですか?」
「(もしお仕事の話になったら)今のお仕事で、一番やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?」
「〇〇さん(相手)が、一番ホッとする時間ってどんな時ですか?」
大切なのは、質問の「内容」そのものではありません。 「あなたのことをもっと知りたいです」という、相手への関心(=LCIQの恋愛認識力)を伝える姿勢です。 質問をしたら、相手の答えを笑顔で受け止め、「そうなんですね!」「わかります」と共感 を示すことを忘れないでくださいね。
「また会いたい」と思わせる、たった一つのコツ
色々なテクニックをお伝えしてきましたが、最後に、40代の女性が「また会いたい」と心から思われるために、一番大切なことをお伝えします。
それは、「あなたの言葉で、素直な感情を伝えること」です。
これはLCIQでいう「恋愛表現力(ネガティブな感情も含め、適切に表現する力)」 にあたります。
お見合いやデートの最後に、 「今日は〇〇さんのお話が聞けて、本当に楽しかったです」 「私、最初はすごく緊張していたんですが、〇〇さんのおかげでリラックスできました。ありがとうございます」
このように、上手な感想や褒め言葉である必要はまったくありません。 ただ、「あなたと過ごした時間が、私にとってポジティブなものだった」という事実を、素直に伝えること。
条件やスペックではなく、その人との時間で「心が動いた」ことを伝えられる。 それこそが、相手の心に一番響く「愛する力」であり、大人の女性が持つ最大の魅力なんです。
会話力はトレーニングで伸ばせる「愛する力」です
初対面での会話は、決して「才能」や「センス」ではありません。 「人を愛する力」 と同じように、正しい方法でトレーニングすれば必ず伸ばせる「スキル」 なんです。
もしあなたが、「自分は会話が苦手…」と思い込んでいるなら、それはあなたの「恋愛のクセ」を知らないだけかもしれません 。
縁naviのLCIQ診断 では、あなたが会話のどんな場面でつまずきやすいのか(例えば「表現力が低い」「共感力が高い」など)を、客観的な数値で知ることができます。
自分の「クセ」を知れば、何を改善すれば良いかが明確になり、婚活は驚くほど楽になりますよ。
婚活は、自分を偽って誰かに選ばれる場所ではありません。
ありのままのあなたを受け入れ、あなたも相手を受け入れる。
その心地よい関係性を築くための第一歩が、「会話」です。
あなたが“人を愛する力”を育て、一生涯の幸せを手に入れるお手伝いができれば幸いです