
理想の条件に縛られすぎていませんか?後悔しない結婚相手選びの視点
2025年09月16日 00:12
こんにちは、香川県の結婚相談所『縁navi』代表の大野奈緒美です。
この記事はこんな方に向けて書いています
理想の条件に当てはまる相手と出会えない
マッチングしても交際が長続きしない
条件に合っているのに「なぜかときめかない」
相手選びに正解がわからなくなってきた
本当に自分に合う人と出会いたい
婚活がうまくいかないのは、相手選びが原因かも?
条件ばかり追っていませんか?
婚活を始めると、多くの方が「理想の条件リスト」を思い描きます。
たとえば…
年収○○万円以上
身長○○cm以上
大卒・安定した職業
共通の趣味や価値観がある
これらは決して悪いことではありません。
しかし、条件にばかり目を向けていると、「本質」が見えなくなってしまうことがあります。
実際、条件に合う相手と出会っても「なんか違う」「ピンとこない」と感じて交際が続かない方は少なくありません。
なぜでしょうか?
それは、結婚というのは「条件」でつながるものではなく、“心が通い合う関係性”で成り立つものだからです。
「なぜか続かない」の裏にある共通点
「いい人なんだけど続かない」「いつも同じ理由で別れてしまう」
このような悩みを抱える方に共通するのは、相手の“本質”を見ようとする視点が弱いこと。
自分の理想像を崩せないまま、相手を自分の型にはめようとしてしまうと、どんな出会いも表面的になってしまいます。
また、婚活がうまくいかないことを「相手のせい」「環境のせい」にしてしまうのも、気づかないうちにチャンスを遠ざける原因になっているのです。
あなたが相手を選ぶように、相手もあなたを見ています
婚活は、“相手を選ぶ活動”ではありますが、同時に“自分も選ばれる立場”だということを忘れてはいけません。
「理想の条件を持った人と出会いたい」と願うなら、
自分自身も、その人に選ばれる魅力を磨く必要があります。
とはいえ、無理に何かを演じる必要はありません。
共感する姿勢や、人を尊重する態度、会話の中ににじむ優しさ。
そういった内面的な魅力が、心からのご縁を引き寄せるカギとなるのです。
結婚に大切なのは、“共通点”より“共感”
「違いを楽しむ」会話の力
よく「共通の趣味や価値観がある人がいい」と言われますが、
実は共通点が多いからといって、関係がうまくいくとは限りません。
むしろ、「違っているから面白い」と思えるかどうかが、会話を弾ませるポイントになります。
たとえば、趣味が違う相手に対して「その楽しさを教えてもらえるのが嬉しい」と思えるようになると、自然とお互いを尊重し合える関係になります。
大切なのは、「あなたの世界をもっと知りたい」と思える心の余白を持つこと。
その姿勢こそが、長く寄り添えるパートナーシップを築く土台になります。
自分を知ると、本当に必要な相手が見えてくる
婚活が行き詰まっているとき、必要なのは「もっと条件を細かくすること」ではありません。
むしろ、“自分が本当に求めているもの”を明確にすることが最優先です。
縁naviでは、LCIQ診断を通じてご自身の恋愛傾向・価値観・思考パターンを可視化しています。
たとえば、「聞き役が得意」「自分の気持ちを言葉にしにくい」「傷つくのが怖い」など、
恋愛や婚活で無意識に繰り返しているパターンに気づいたとき、
はじめて「自分にとって心地よい関係とはどんなものか」が見えてきます。
ある女性会員さんも、条件に合う人にばかり会っては疲れていたのですが、
LCIQ診断をきっかけに「私が本当に大切にしたいのは、安心感と受容力なんだ」と気づき、
視点を変えて出会った方と、現在とても穏やかな交際を続けています。
最後に:視点が変われば、見える人が変わる
婚活では、つい「相手に何を求めるか」に意識が集中してしまいます。
でも、見方を変えてみてください。
「自分は、どんな相手となら自然体で笑えるのか」
「どんな会話をしているとき、素の自分でいられるのか」
あなたが心からリラックスできる関係こそが、理想のパートナーとのご縁なのです。
条件の数よりも、心のつながり。
チェックリストよりも、会話の中の感情の動き。
あなたの幸せな未来は、理想の“条件”の先ではなく、“共感できる関係性”の中にあります。
あなたが“人を愛する力”を育て、一生涯の幸せを手に入れるお手伝いができれば幸いです。